独立記念公園で感じたバングラデシュの歴史と誇り

みなさん、こんにちは!松原です。

バングラデシュは金曜が休日なので、昨日はふらっと出かけてきました。

どこへ足を運んだかというと、国の独立が宣言された場所。今日はそこで感じたことをお伝えできればと。

 

宗教をこえる民族意識

f:id:nobuhidematsubara:20180113131156j:plain

説明書きが剥がされ詳細は不明な独立に関するモニュメント

バングラデシュは1971年にパキスタンから独立。独立前は東パキスタンと呼ばれ、インドを挟んで飛び地のイスラム教国家を形成していました。

しかし、西パキスタン(現パキスタン)はウルドゥー語、東パキスタンはベンガル語を基本言語とし、ウルドゥー語を国語化する流れの中で両地域で反発が生まれます。

そして1971年3月に戦争が勃発し、パキスタンからの独立を勝ち取ります。

もっと歴史を遡れば、イギリス東インド会社が進出した時代にはベンガルもインドも一緒くたにされ、イスラム教、ヒンドゥー教が入り乱れていたときもあります。

そんな歴史から民族・人種として強い意志を持っています。

それを感じたのがこちらの写真。独立記念博物館の外壁で見つけました。

f:id:nobuhidematsubara:20180113125341j:image

 

私たちはヒンドゥーか、それともムスリムか。

いや、どちらも真実ではない。私たちはベンガル人だ。

とベンガル語で書かれているようです。

日本人は宗教で人をくくりがちですが、 この言葉からは宗教を超えた民族・人種の誇りを感じました。

実際バングラデシュという国名もベンガル人の国という意味ですし、国旗の赤い丸は独立で流した血の色を表しているという一説もあります。

自分たちのアイデンティティをこのように強く持っているのは日本人としては馴染みのない感覚かもしれませんが、逆に言えばベンガル人としてのアイデンティティを理解することができれば、この国にまた一歩近づくことができるのでしょう。

余談ですが、この独立宣言の公園、夕日もとても綺麗で、人々の憩いの場にもなっているようなので、バングラデシュに訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。

f:id:nobuhidematsubara:20180113131048j:image

それでは、本日はここらへんで。