日本語教育の難しさ

みなさんこんにちは!松原です。

この9月からバングラデシュでは日本で働きたいバングラデシュ人のエンジニアに対して日本語を教えるというプロジェクトを進めています。

そして、早速先日、生徒が日本企業の面接を受ける機会があったのですが、そこでおおくの学びがあったので書き留めておきたいと思います。

 JLPTが全てではない

日本語教育というとJLPTという言葉を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

JLPTは日本語能力検定という資格試験で日本語版の英検のようなものです。

日本で働きたい外国人はこの3級(N3)くらいのレベルの習得をまずは目指すことが多いです。

多くの語学学校やコースはJLPTのカリキュラムに沿っていることが多いのですが、今回、このJLPTだけが日本語教育ではないということを改めて感じました。

というのも、JLPTは日本語版英検と表現しましたが中身としてはTOEICのほうが近く、読むことと聞くことに特化していて、アウトプットセクションがないんです。なのでコミュニケーションやプレゼンテーションなどの表現の練習が少なくなりがちです。

日本で働くことを目標にするのでであれば、もちろん読めること聞けることは大切ですが、話すことが大事になってきますよね。

そして、面接という場ではより、柔軟な表現が必要です。

教科書だけだと「どうして」という言葉は習っているけど「なぜ」という言葉は習う機会が与えられず、同じ意味の質問をされているにもかかわらず、答えられないというもったいない状況になってしまいます。

N3あれば日本で働けるとよく言われてはいますがあくまで目安であり、現実には別の側面の問題が潜んでいるなと思いました。

ゴール設計が大事

そして、このような課題が見えてきたところで、改めてゴール(出口)の設定が大事だと思いました。

日本で働くという目標からコミュニケーションやアウトプットの練習を積むことは間違っていないですが、それは本当にあっているのでしょうか?

日本に行くよりも前に、日本企業に雇われることが前提になりますよね。

ということは、日本国内でのカジュアルなコミュニケーションよりも先に「面接」がキーになるわけです。

ここを抜けなければ日本に行くことはできないので、面接でのコミュニケーションにも力をいれるべきだとわかります。

面接での受け答えと日常でのコミュニケーションは種類が異なるので、準備の内容が変わるわけです。

 

というように、ゴールをどこに置くかによって打つ手が変わるということに改めてきづいました。

ゴール設定や目標設定が大事とはよく言われて頭ではわかっているつもりだけど、なかなか抜けがちなところなんだなと気づけたのは良い収穫でした。

 

みなさんもなにかに取り組むときはぜひ、一歩立ち止まって考えてみてください。

それでは!